結婚相談所について

オーネットやノッツェに代表される結婚相談所は、結婚を希望する独身の男女の会員登録者に対し、結婚前提のお付き合いのキッカケとなる出会いの場を提供するサービスです。

しかも多くの結婚相談所のサービスは、ただ出会いの場を提供するにとどまりません。登録会員の男女が結婚相手に求める条件を詳細に分析し、年収、職業、兄弟の有無や親の同居などの数値化できるものはもちろんのこと、趣味や思考といった感覚的な嗜好や条件までも専門スタッフが把握し、もっとも相性が良いと思われる男女を引き合わせることで、この業界における金科玉条である「成婚率」を伸ばそうとしのぎを削っているのです。仕事が忙しくて結婚相手を探している時間がない人や、そもそもそういった出会いの場に縁遠い人にとって、たとえ高額の登録料や年会費がかかるとしても、それに見合うだけの価値があるというわけですね。
鶴岡八幡宮 | 神前結婚式
一方で「出会いの場」を提供することのみに特化し、出会ったあとは二人にお任せして、特にフォローをしないという、いわゆる結婚情報サービスと呼ばれる業種も存在します。これは結婚活動に多額の費用はかけたくないが、出来るだけ多くの「出会い」があれば、時間と手間は捻出できるという人や、まだそれほど結婚に執着がなく、早い段階で可能性を広げておこうという考え方を持つ人に、多く支持されているようです。

規模や情報の細分化において、圧倒的な物量はもはや比較になりませんが、要するにこれらは昔でいう「お見合い」における世話人の仕事に他なりません。伝統的なお見合いが敬遠される傾向にある現在の婚活市場において、こうした新たなスタイルのお見合いが台頭してきていることは、なんだか皮肉な感じがします。

地域社会が文化的にも距離的にも、現代と比べてまだ閉鎖的だった時代は、多くの男女が比較的少ない選択肢から結婚相手を選んでいました。しかし、情報化が進み、通信交通手段の発達にともなって世界が距離を縮めるなか、把握しきれないほどの選択肢と可能性が結婚を希望する人々の前に出現しています。
日光東照宮ホームページ|結婚式のご案内

この広大で複雑な世界を、たった一人で隅から隅まで見てまわるなんてことは、もはや不可能に決まっていますから、結婚相談所が人気を博すのもある意味当然と言えるでしょう。

しかし、相談所のサービスもあくまでツールのひとつに過ぎません。そこは現代人であればなおのこと、最終的に自分の結婚相手はしっかり自分で探したいものです。